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地域・都道府県別年代別日本百名城国宝・世界遺産現存天守12名城

吉田郡山城 広島県安芸高田市吉田町吉田  2014.6.25 訪問お知らせ

 〜 築城者 毛利氏 築城年 南北朝時代(旧本城) 主な城主 毛利氏  廃城年 天正19年(1591年) 遺構 郭、石垣、土塁、堀切、井戸 指定文化財 国の史跡 日本100名城 〜
郡山城は、南北朝時代の建武3年(1336年)毛利時親が郡山東山麓に旧本城を築城、後に元就が郡山全山を城郭化し、さらに輝元が改修を加えた大規模な山城で、毛利氏約260余年間の居城であった。郡山城は、北流する可愛川と、それに注ぐ多冶比川との合流点の北側にあり、標高390m、比高190m、範囲は約1km四方に広がる。遺構は、山頂に本丸、周囲に二の丸、三の丸ほか、御蔵屋敷の壇、勢溜の壇、姫の丸の壇など、大小約270の曲輪が配され、ところどころに石塁の跡が見られる。天文9年(1540年)9月、尼子晴久が3万の大軍を率いて来攻したが、毛利軍は小勢ながらよく戦い、翌年1月尼子軍を敗退させた。その後、毛利氏は、この城を本拠として、中四国、北九州にまで勢力を伸ばした。輝元の広島城移城後は廃城となり、江戸時代に入って建物、石垣等も壊され、堀も埋められた。郡山城は、中世山城の特徴を今に伝える貴重な遺跡である。(平成4年3月に、吉田町教育委員会が現地に設置の案内板「郡山城跡」より)
 安芸高田市役所前のバス停のところにあった「案内図」を引用…市役所前のバス停から歴史民俗博物館へ、そこで地図、パンフを入手して各種アドバイスもいただきました。赤く塗ったルートで回りました。道路・標識はよく整備されており、比較的楽でしたが、約200mの比高で、足場の悪いところも一部あり、注意するにこしたことはないですね!旧本城は、若干危険とのことだったので諦めました。
 
      広島バスセンター
…ここから「吉田出張所」行のバスで、「安芸高田市役所前」で下車。徒歩約10分で登山口。
 途中の道から「歴史民俗資料館」へ行く途中、右側(北側)に郡山を見る   郡山城跡、毛利元就墓所、歴史民俗博物館 との案内表示板が…
 安芸高田市歴史民俗博物館(百名城スタンプ設置所)
 郡山城に関する貴重な資料が展示されています。
 
博物館の横の道
…ここから前方の山を目指す
  杖が無料で貸し出しされている。山城なので「杖」は大変ありがたい(勿論お借りしました)   博物館に展示の「地形図」です。
…ここは撮影可能の場所で、全体像を見るのにわかりやすく、拝借しました。
   
  お好みハウス「山小屋」
営業時間 11:30〜19:00
お立ち寄りを!おすすめです!
 
 毛利公居館 御里屋敷跡 「史跡 郡山城址」の石碑   大通院谷遺跡への道
    
 毛利元就公火葬場伝承地 郡山大通院谷の東側山麓に沿って、約100mを検出した断面V字型の薬研掘の堀。
 
 現地に設置の「薬研掘り」の説明版より抜粋させていただきました 毛利元就公墓所参道
毛利元就公墓所(洞春寺跡)毛利元就と一族の墓所は菩提寺洞春寺に置かれた。  一族の墓所
 百万一心碑  毛利元就が郡山城拡張の際、埋めたと言われる石に掘り込まれていた文字が「百万一心」…一致団結の大切さを教えたものとされている。  毛利元就墓所 元就は1571年6月14日郡山城内で生涯を閉じた。
享年75歳。3回忌の際に菩提寺洞春寺が建立された
 本丸800mの案内標識  登山口の標識 本丸700mの標識…堀切?
登山道 本丸まで530m地点での眺望
     
 本丸へ350mの地点  もう少しだ…比較的歩きやすい 
 ちょっと道が狭くなってきた 御蔵屋敷  本丸100mの標識
御蔵屋敷跡…右が説明板  釣井の壇・姫の丸方向へ
 釣井の壇は、長さ75m、幅15m、面積約1,000uの長大な曲輪。直径25mの石組井戸がある。
…本丸に最も近い水源(設置の説明版より抜粋)。
 この井戸は、現在は約4mになって水は湧いていない由。 姫の丸への道 姫の丸跡…説明派次の写真参照
 姫の丸壇跡の説明  釜屋壇跡とその説明 
     
  厩の壇跡へ通じる道   厩の壇跡とその説明
本丸・三の丸方向へ行く  三ノ丸 石塁の一部があちこちに… 三の丸の石塁跡の標示が
三の丸跡の標示と説明      
  
 二の丸跡の標示と説明  御本丸跡の標示
     
本丸跡の標示と説明  二の丸跡から三の丸を見下ろす
    
二の丸跡
 
三の丸跡の石類の残存…あちこちに露出している
     
土塁跡 三の丸石垣跡と公園への下山道 三の丸石垣の説明
     
三の丸石垣 満願寺跡の石組の池跡
    
蓮池の標識 
 
 蓮池  満願寺跡の標示柱と説明 
     
 郡山公園方向へ…下山  ここからは下り道…歩きやすい 尾崎丸方向への標示
     
 尾崎丸堀切 郡山公園方向への道
     
尾崎丸堀切
   
 郡山公園へ向かう 右が旧本城だが、若干危険
とのことで諦めた
 展望台
     
 展望台よりの眺望 郡山公園は毛利氏時代の興禅寺跡で、大正4年に築造された
     
郡山城跡の碑  案内標示  吉田小学校 後ろに見えるのが郡山城址のある郡山
     
アクセス
広島バスセンターから、広電バス「吉田出張所」行きで、「安芸高田市役所前」下車 登山口まで徒歩約10分位。バス便は1時間に2本ほどあるが、約1時間半かかるので、広島バスセンターを早朝出発することを勧める。

JR芸備線向原駅からタクシーかバス。バスは本数が少ない。
※「吉田郡山城ー広島県安芸高田市」をYouTubeにアップしました。動画のページ(こちら)から
                  

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