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地域・都道府県別年代別日本百名城国宝・世界遺産現存天守12名城 
 谷戸城 山梨県北杜市大泉町谷戸  2015.11.11、再訪 2022.8.18
 〜 築城者 逸見清光 築城年 平安末期 主な城主 逸見氏、武田氏 廃城年 ?  遺構 土塁、堀、指定文化財 国の史跡 〜
 史跡谷戸城跡は、平安時代末期に逸見清光(1110〜1168)が築城したと伝えられている。逸見の地を本拠とした清光は多くの男子に恵まれ、その子らが甲斐国内で勢力を扶植したことから、次の代では甲斐国の広い範囲を甲斐源氏が支配することとなった。なかでも武田信義は平家討伐に功を挙げ、後に戦国大名となる武田家の基礎を築いた。城は、流れ山とよばれる小山を利用して築かれており、北に巡らせた横堀と西側を流れる西衣川で区画している。城内は山頂部の一の郭を中心に、二の郭から五の郭までを同心円状に配し、西側の山裾には館が置かれていたと想定される六の郭が広がる。各郭の出入口は食違い虎口が多用され、空堀は等高線に沿うように堀る横堀が発達している。発掘調査による出土品は14〜15世紀のものが中心を占め、現代に伝わらなかった歴史を持つ城跡であることがわかってきている。(北杜市が設置の現地案内板、「史跡谷戸城跡」より)
JR中央本線「長坂」駅…ここから北杜市民バス大泉・長坂線で約20分、「大泉総合支所」で降りて、城址まで徒歩約10分  JR小海線「甲斐小泉駅」或は中央本線「長坂駅」が最寄り駅。北杜市考古資料館で情報収集…すぐ隣が谷戸城大手道
     
 北杜市民バス…長坂駅前発着所
 
大泉総合支所バス停を降りて、南方に見える「北杜市考古資料館」を目指す。
谷戸城入口辺りからバス停方向を振り返り見る「八ヶ岳連峰」…
    
 バス停から「北杜市考古資料館」を見る。…前方山裾の建物がそう
 
 バス停から泉小学校方面に入り、南側へ約500m歩くと「北杜市考古資料館」が見えてくる。 谷戸城跡への道標…後ろに見えるのは「北杜市考古資料館」 「北杜市考古資料館」入口…特別展「北杜の土偶」が開催中であった
     
 「北杜市考古資料館」にて展示の谷戸城立体模型… 「考古資料館」のすぐ隣にあった「谷戸城跡」石碑。この左側が城跡…  山梨県が設置の「谷戸城歴史景観保全地区」案内板…
  城跡入口・横堀の側にあった縄張り図…北空堀〜五の郭〜南帯郭〜搦手口〜四の郭〜三の郭〜二の郭〜一の郭〜六の郭〜西の出丸(丸山地区)、の順に回った。縄文時代晩期の金生遺跡も近くにあり、改めて、深草城と併せて訪問したい。
両遺跡とも 2022.8.18訪問した。
  
 谷戸城の北側を区画する「空堀」(右の写真がその残存)の説明板…一部を堀り残した部分が見つかり、城への出入り口の場所が確定したとの説明がある。  
     
北側部分を東衣川方向へ歩く。この場所が縄張り図上の「北空堀二」のところか?非常に緩い傾斜であり定かではない…
 
 上の写真の「北空堀」の続きの部分  右の写真のような斜面が続く。北側部分は畑地化されている…この手前に「北空堀一」が確認されている 
     
 北帯郭のところから八ヶ岳(南麓)を臨む… 「北空堀一」のところ…緩やかな掘の底部を歩く
     
だらだらと続く「北空堀一」に沿って北竪堀方向へ行く…
 
この上が五の郭方向…  東斜面の説明…   北空堀一 → 北帯郭 → 急斜面、となっている。下に「東衣川」が見える
     
周囲の堀の説明…  南斜面を見下ろす…こちら側も急な傾斜である 
     
南東郭と竪堀の説明板…南東隅に小さな郭がるようだ
 
 南東郭方向へ行く…  南東郭がこの辺りに?… 搦手虎口の説明板… 
     
 搦手虎口…西帯郭から城外に続く直角に曲がった空堀が掘られている(右の写真)。調査前から空堀が埋まりきらずに窪んだ地形になっている。一部は道として使われていた。このように城外へ続く堀は、城の出入口の一つであることを示している…等々の説明が 
     
 搦手虎口の上部より、丸山地区(西の出丸)方向を見る…
 
 二の郭の手前の左側の空堀…  二の郭の手前の右側の空堀… 二の郭・三の郭の南虎口の説明板… 
     
 二の郭・三の郭の周りの帯郭…
     
 三の郭…  三の郭の外周部…堀と土塁の痕跡が 
     
 三の郭の説明板…一の郭の西側部分
 
 三の郭から一の郭への虎口…  一の郭周囲の空堀・土塁… 
     
帯郭越しに四の郭を見る… 
 
 帯郭の説明板(左)とその説明板がある帯郭全体を見る… 四の郭の説明板… 
     
 四の郭…  西帯郭の土塁部分を見る… 
     
 西帯郭から最初に来た「北杜市考古資料館」の建物を臨む…
 
 北側帯郭…その説明板が右の写真(五の郭との間に溝のような遺構が確認されたとか…) 五の郭…その説明板が次の写真
     
五の郭の説明板…縄張図を拡大して右側に  二の郭…左が一の郭。結構高い土塁
     
 一の郭虎口…食違い虎口らしい(説明板は右の写真) 
     
 縄張図部分の拡大…
 
 二の郭の説明板とその横の休憩所のようなところ… 二の郭・三の郭の北虎口の説明板…
     
 二の郭から一の郭への虎口… 二の郭・三の郭と帯郭の間の虎口…
    
 三の郭…
 
 三の郭の説明板…  一の郭から八ヶ岳を臨む… 
     
 三の郭から一の郭への虎口…一の郭側から見る
 
 再度、縄張り図…一の郭に来た。説明板は右の写真 
     
 右奥に一の郭…手前が三の郭
 
 西帯郭とその説明板(右端の写真)…
     
 搦手口から降りて六の郭方向へ…六の郭と区画するこの道も空堀跡と思われる
     
 この左側が旧六郭…
 
 六の郭全景…畑地化されている。奥に土塁の痕跡が見える   土塁部分…
     
上の写真の続きの土塁部分… 
 
 六の郭の先(南側)の出丸部分…  ここは丸山地区と呼ばれるが、ここに大泉村指定天然記念物である「丸山のモミ」が(右に説明板)…
     
 出丸上に「逸見清光の墓」といい伝えられる祠があった…  出丸上から西側の甲斐駒ケ岳に続く山並みを臨む… 
     
搦手口から駐車場方向への通路…ここも旧空堀跡らしい 
 
アクセス:JR中央本線「長坂」駅から北杜市民バスで約20分、大泉総合支所で降りて、徒歩約10分。
※ 「谷戸城 山梨県北杜市」をユーチューブに投稿しました。こちらからジャンプしてご覧下さい…!

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