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瓜連(うりづら)城 茨城県那珂市瓜連 2019.2.14 訪問お知らせ
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~ 築城主:楠正家 築城年:1336年 主な城主:楠木正家他 廃城年:1336年12月? 主な遺構:土塁、空堀 県指定史跡~ |
- 延元元年(1336年)正月、南北朝騒乱のさなかに、南朝の忠臣楠木正成の一族楠木正家がこの地によって約1年間、北朝方の佐竹氏と戦った。正家は同年12月、佐竹勢に包囲され、那珂城主那珂五郎通辰の援護のもとに応戦したが、佐竹義篤に敗れ、廃城となった。現在、常福寺の境内になっている所、瓜連城の本丸跡とされている。土塁と堀は比較的よく保存され、北東面は急な崖となっておりその下の水田面との標高差は約20メートルである。土塁は2段に構築されところどころに一種の小さな出丸(武者溜)のような平坦なところがある。また、区域内には数多くの土塁の残存以降がみられ、これらを外郭と考えると、東西南北をそれぞれ700メートルほどになり、大規模な城郭であったことが想像される。(那珂市教育委員会が、常福寺境内に設置の案内板 「県指定史跡 瓜連城跡」より。
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JR水郡線「瓜連」駅から徒歩約10分で城跡である常福寺へ… |
駅前にあった案内図… |
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駅のホームにあった名所案内…北方500mで城跡・常福寺 |
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常福寺の「総門」…奥に楼門、唐門が見える? |
「茨城百景 瓜連城址と常福寺」との標示が… |
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こちらは楼門か… |
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常福寺境内配置図… |
那珂市教育委員会が設置の案内板より縄張り図を拝借… |
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常福寺境内にある「瓜連保育園」の案内…ここがまさに城跡 |
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常福寺の総門と、「史跡瓜連城址」の石碑(右の写真)… |
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総門越しに奥の唐門を見る… |
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那珂八景「常福寺と瓜連城跡」の表記… |
ここを左に行くと瓜連保育園… |
常福寺本堂… |
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右の場所からやや北に上がり、やはり残る空堀を見下ろす… |
総門を入り境内に入ると右側(北東)に残る土塁の残存…の上層階から東側の千曲川・葛尾城址方面を見る… |
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空堀の底に降りてみた… |
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堀底を少し歩くとこのように倒木や竹林が邪魔をする…本来は見事な空堀であろう。 |
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二十六夜尊堂と宝物殿… |
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本堂裏の西側端の、土塁の上に来た…奥に稲荷社が見える。 |
源太郎稲荷神社…この北西端の場所は瓜連城の鬼門に当たるところ。 |
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「源太郎稲荷社の由来」…四匹の狐の話が興味深い。 |
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稲荷社のある土塁上から、西側の見事な堀を見下ろす… |
本郭的な場所、杉林に戻る…奥に保育園・本堂が見える。 |
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保育園方向を見渡した際に右手に見える土塁…先ほどの稲荷社があった土塁 |
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西端の空堀に降りて、右周りに堀底を歩く… |
本郭全景…突当りの建物が主殿 |
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上の写真の続き部分…非常に歩きやすい。 |
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来た方向を振り返り見る…左の崖・土塁の上に先ほどの「稲荷社」を見る。 |
進行方向、東方向を見る… |
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さらにその先を見る…先ずはこの上の主郭部分に上がる。 |
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階段で上に上がる… |
左の通路を上がり、振り返り見る…虎口のようだ。左の東屋部分は旧櫓台? |
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東方向を見ると少し高くなっている…こちらが櫓台跡? |
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アクセス:JR水郡線「瓜連」駅から徒歩約10分で常福寺へ…
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