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 地域・都道府県別年代別日本百名城国宝・世界遺産現存天守12名城
  土屋陣屋 埼玉県さいたま市西区土屋 2014.9.16 訪問
 〜 築城者 伊奈忠次 築城年 慶長年間(1590−1610の間か) 主な城主 伊奈氏、永田氏 遺構 土塁、水堀、長屋門 〜
永田家屋敷のルーツは、江戸時代初期に遡ります。徳川家康の家臣で、関東郡代の要職にあった伊奈備前の守忠次が荒川改修・新田開発を行うために当地に居住、回りに堀を巡らし陣屋(土屋陣屋)としたもので、堀は現存しています。新田開発・治水に係る業績は現在の暮らしにも活かされており、金山神社北側の堀(通称代官掘)もそのうちのひとつです。永田氏は、伊奈氏とともに荒川改修・新田開発に尽くし、陣屋跡地を拝領して現在に至っているものです。明治期に活躍した永田荘作(しょうさく)(大正9年没)は、大隈重信率いる改進党に属し地域の発展に尽くし、また、漢詩をよくし西里と号して文化活動にも力を注ぎました。その子・二郎(昭和46年没)は県内の洋画家の先駆として大正〜昭和期に活躍、間宮村村長もつとめ地域の発展に尽力しました。屋敷一帯は、長屋門や松並木が美しく、心落ちつく風景を残しています。(さいたま市教育委員会・生涯学習部文化財保護課が現地に設置の案内板より)
JR川越線 指扇駅 ここから徒歩10分  駅から数分でこの交差点。ここで2号と57号が交わる。ひたすら57号線を南下…  上の説明に出てきた「金山神社」…横に「代官掘り」がある?
 「金山神社」本殿?…一般的には鍛冶職人が信仰する神社とか。 曹洞宗「高城寺」と「永田医院入口」の看板が…ここを入る 突き当りに「永田医院」…ここが陣屋跡
 医院の入口手前を左に曲がり…  長屋門(陣屋門)へ… 長屋門入口から、永田院の方を振り返って見る…
 長屋門(陣屋門)正面…土屋陣屋は関東郡代だった伊奈氏が、当地に陣屋を構えたが、1642年に伊奈氏は川口市赤山に陣屋を築城して移転したため、土屋陣屋は家臣の永田家が拝領したと言われている。…伊奈氏がお家断絶になった後も永田家は当地に存続した模様で、この長屋門も江戸時代後期の再建とみられている。  長屋門と筑地塀の説明文。…門の両端に接続しているのが忍び返しのついた筑地塀。
     
 長屋門正面からの撮影。…現在も住宅として使用されている模様で内部の撮影は憚られた…
 
  長屋門の上部に、つりさげられていた「駕篭」… 長屋門を過ぎて、時計の針の順に堀に沿って歩いてみた…   灌漑水路を堀として周囲に巡らせていた。
 長屋門の横の筑地塀の前の堀…  陣屋北西側の堀… 北側の堀に続いて…
     
右側が陣屋跡…  先ほどの北西側の堀と住家に通じる橋 
        
 北西の角から北側へ…
 
 陣屋の北側の堀と道路…  このように鬱蒼と一部してきて…   堀と言っても、湿地状の溝のような状態…
 次のコーナーを回って… 陣屋の裏側(西側)の堀… 陣屋の現住宅の入り口へ通じる道…土橋状になっている
     
外に出て改めて陣屋跡を振り返る…  剣道57号線に戻り、バス停へ…永田医院、永田歯科の看板が目印。指扇駅から歩いても10分程度だが、バス(指扇駅行)もそこそこあり、駅まで約5分
     
アクセスJR川越線「指扇」駅から徒歩10分, バス5分
 

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