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戸倉城  東京都あきる野市戸倉字城山 2015.5.26 訪問お知らせ


~ 築城主:小宮憲明 築城年:戦国時代  主な城主:小宮氏、大石定久 廃城年:天正18年(1590) 主な遺構:郭、土塁、堀、井戸 ~
 戸倉城は15世紀頃に武州南一揆(秋川谷から南多摩地域にかけての農村の武士集団)の一員として秋川谷に君臨した小宮氏が居城したことから小宮城とも呼ばれていた。その後、天文15年(1546)頃北城氏照に滝山城の名跡を譲った大石定久の陰居城としても使われていた。定久が晩年を送った場所は城山山頂ではなく、この山城の山麓周辺であったと推定されている。後北条氏時代の戸倉城は、甲斐の武田氏への押さえである檜原城ととの中継城の役割を持ったと考えられており、天正18年(1590)八王子城の落城とともに廃城となった。発掘調査はされていないが、枡形虎口や竪堀などの遺構が保存されている。この地域は、昭和28年に指定された都立秋川丘陵自然公園の一部に含まれている。(東京都教育委員会が登山口に設置の案内板「東京都指定史跡 戸倉城跡」より)
山頂にあった案内板から地図部分を抜粋させてもらった。現在地のすぐ上に城山との表記がある… 西戸倉バス停…ここからすぐ
 
城山方面へ行く…
 バス停から戸倉城のある城山遠望… 道標に従い城山方面へ行く…この入口手前右側に神明神社がある
 城山方向への道標のよこの山道をひたすら頂上を目指して登る。標高434m、比高は約200m。ご覧のように比較的登りやすい道が続く…
裏山の墓地の入り口から檜原村役場方向を見る…  登山(登城)開始…「1番不動」との道標が見える 入り口にあった檜原城跡の説明図…
登山途中下を見下ろす…  杉木立の中を緩やかな山道を登っていく… 
    
 
 突き当り(T字状)を左に行くと城山山頂…左に見える建物はトイレ 山頂へ行く手前の削平地…一つの郭のようだ
 山頂手前…石垣が見える
 山頂の前の石垣…後世のもののようだ
 
山頂からの眺望…
 山頂にあった案内板より…麓から大手道を通り左上の本丸に来た。帰途、出丸方向へ行ったが堀切などは特定できなかった  本丸からの眺望…
      
 本丸の先にさらに尾根道が続く…
  
 本丸(山頂)広場…標高434.1mとの標示柱
 山頂から途中のT字分岐に戻る…
西側の出丸方向を目指して歩く… このような道標があった…  西方の尾根上にあったちょっとした削平地…山頂の地図にあった出丸とは違うようだ
一応、尾根の端の方まで来たつもりだが、この程度の削平地を見つけたのみ。地図にあった堀切も出丸部分も確認できなかった!物見台的に櫓でも置いていたか?
    
 先のT字分岐に戻り、そこからひたすら神明神社方向への大手道を下る…  麓の神明神社…この階段の最上部に3匹の猿がいた。拡大したら分かる? 
西戸倉バス停に戻り改めて城山を見上げる…
  
交通アクセス:JR五日市線終点 武蔵五日市駅から西東京バス「数馬」行で「西戸倉」下車登山口まで5分…登城には2ルートあるようだが、私は神明神社のほうからのハイキングコースで、山頂まで約30分。よく整備された歩きやすい道。…
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