徳次郎城(とくじらじょう) 栃木県宇都宮市徳次郎町 2018.5.2 訪問 | ||
~ 築城主:新田徳次郎昌言(宇都宮氏の家臣) 築城年:戦国時代 主な城主:新田氏 廃城年:天正18年(1590) 主な遺構:郭、空堀、土塁 ~ | ||
徳次郎城は宇都宮氏の家臣であった新田徳次郎によって築城されたと言われている。この城は宇都宮城の支城として、また、日光街道の抑えとして築城されたのだろうとされている。国道119号と293号が交差する徳次郎信号を南に入り、国道119号を南下して左折。そこから100m程東進すると右にカーブする場所に「徳次郎城」との案内表示板が見えてくる。そこが城跡への入口になっている。城跡は、現状山林となっており、鬱蒼としているが、よく整備されており歩きやすい。また、主郭から二郭の周囲の空堀は良く残っており、幅・深さともかなりの規模である。入ってきた通路の左側に三~四郭があるが藪状態で入れず。慶長2年(1597)宇都宮氏滅亡に伴い廃城となった。 |
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徳次郎交差点…ここで右折。交差点の英文表記はTokujiroとなっているが、城は"とくじら城" と読む。 |
案内表示板…この裏側に小さな神社が見える… | |
この看板の脇から入城… | ||
左上の写真の入口を入ってすぐ右側に、でっかい空堀、外堀が見えてくる… | 外堀りの堀底道を進み、二の丸経由本丸を目指す… | |
内堀を進む…左側が本丸。 | ||
内堀の堀底…結構深いですね | 本丸に上がる…杉の林だが郭の雰囲気は伺える | |
本丸上の通路を南方向へ… | ||
南東の角に来た…ここで空堀も左に折れている | 内堀を見下ろす… | |
内堀越しに二の丸が見える… | ||
南端の空堀を見る… | 本丸の南端部分… | |
ここも堀底…本丸と二の丸の間 | ||
二の丸はL字型に折れているが、その本丸・二の丸の東端近くで堀底を本丸上から見下ろしながら東端へ進む… | ||
再び本丸に戻り、右側に堀を見ながら北方向へ進む… | 本丸から堀底に降りてみた…藪がひどく少ししか進めない | |
堀底から本丸を見上げる… | ||
本丸を、西方向に進む… | 二重掘りを別の角度から撮影… | |
本丸の西端に来て、空堀(二重掘りの手前の堀)を見る… | ||
最初に入った入口の通路の北側には、三の郭、四の郭がある筈で、最初に通った通路(堀底)の左(北側)の土塁上に上がり、三の郭らしき方向を見た… | ぐるりと一周して、最初の通路、外堀の入り口部分に来た… | |
こちらは四の郭方向…現状では立ち入りできる状態ではない。 | ||
アクセス:JR東北新幹線・東北本線「宇都宮」下車、関東バス「山王団地」行で「中徳次郎」下車徒歩5分。 |
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