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 地域・都道府県別年代別日本百名城国宝・世界遺産現存天守12名城

鷹留城 群馬県高崎市下室田町  2018.4.10 訪問お知らせ

 ~ 築城主:長野業尚 築城年:明応年間(1492-1500)  主な城主:長野氏4代 廃城年:天正10年(1582) 主な遺構:郭、堀切、石積み、土塁 高崎市指定史跡 ~

鷹留城は、中世永禄期(1558-69)の中規模山城の典型であり、本丸以下の曲輪、虎口、大手口、搦手口、井戸、堀切等の各種遺構が原形に近く残っている点は県内稀な城跡である。明応年間(1492-1500)長野業尚築城。永禄9年(1566)9月武田信玄勢のために落城(城主業通)。長野氏4代70余年の居城である。並郭式であり、南北430m、東西300m、本丸高さ東谷より70m。東南の菩提寺長年寺に長野市累代の墓がある。(榛名町教育委員会本丸に設置の案内板より。)

 高崎駅から室田行きのバスの終点、室田営業所で降りて、そこから徒歩約30-40分。左下の写真は室田の交差点で、ここから目印となる榛名交番(右の写真)を目指す…  榛名交番から少し歩くと道標と思われる木柱が見えてきた…字は判読できないが右方向へ進む。
 道標から右折すると、この道に入り、ほぼ道なりに進む…住宅街を通り舗装された道路を進む(右の写真) 
     
30分ほど進むと、この分岐に…右の通路へ入る。案内表示はほとんどないが迷うことはなかった。 
 
 山道で、未舗装の道路だが、そこそこの幅があり歩きやすい…  左の通路を進むと、右の写真部分委突き当たる…ここに「大手口跡」との標示柱が。左下に拡大写真が。標示柱の後ろに、竪堀が見える。 
    
 「鷹留城 大手口跡」との標示柱…
余湖クンのホームページより鳥瞰図を拝借しました。これで随分イメージが膨らむと思います…3郭の下(竪堀の端)に大手との標示が見えるが、すぐ上の写真のところである。そこから、山裾を左に回って「う」と標記のルートを上がり「え」と書かれている稲荷社のある郭を少し見てから、1郭→2郭→3郭の順に回った。
 
 大手口跡の標示柱の場所から、左側の通路を見る…  大手口跡の標示柱の場所から、右側の通路を見る…  大手口近くにあった石積みの残骸のような…当時の遺構かどうか不明
     
少し山裾を歩くと、ここにも竪堀が見られる…上の鳥瞰図の「か」辺りかな?   こんな感じの通路を通り、先ずは本丸を目指す…
     
 通路のあちこちに「歌碑」らしい石が見られる…
 
 鳥瞰図の「え」のところに上がる階段。郭に入って、主郭方向への虎口を見る…この先は枡形虎口状?   1郭(本丸)と稲荷社のある小高い場所の間の通路…本丸への通路が見える。
     
小高い物見台的な場所に上がると、奥のほうに「稲荷社」らしい社が見えてきた…
 
  本丸上に上がるると意外と広い…案内板と石碑が見える。  稲荷社のあるところから、搦手方向との間の堀を見下ろす…
この通路を上がり本丸(1郭)へ…
 本丸の一角にあった案内案…冒頭の説明に引用させていただきました。 左下の写真の石碑のすぐ右にあった石碑…「鷹留城長野霊神」と読める。
 「鷹留城死没者慰霊碑」と刻まれている…
 帯郭から頭上の本丸を見上げる…けっこ厳しい崖ですね! 本丸から石段経由したの郭(帯郭)に降りる…
     
 階段の横には、本丸の崖の土塁部分…結構険しい崖状態…
 
 本丸の下の帯郭全体を見る…  帯郭から2郭方向へ来ると、本丸と2郭を隔てる規模の大きい空堀(堀切)が…
2郭(左側)の上には墓石が見える。
     
 右の堀切の反対側の端を見る…
 
 2郭に上がり、南方の南郭(3郭)を堀切越しに見る…堀底には著k巣悦は降りられそうもない。  2郭上の墓石…個人名が書いてあった。 
     
 2郭上で3郭側の端を見る…
 
 2郭から、一旦下の本丸との間の空堀に降りて、2郭と南郭の間の空堀の底に降りる…右の写真の右側に見える崖は2郭の崖。また左上の写真は、その空堀の東側の端に当たる。 
     
 南郭(3郭)に上がった…本丸に次ぐ広さの郭のようだ。結構広い。
 
 南郭から降りて、堀底道を歩いて最初に入ってきた麓を廻る通路を目指して歩く…  南郭を別の角度から見る…
     
南郭から堀切越しに2郭を見る…墓地が見えますね!
 
 このような竪堀跡のような通路を通り、西側の通路を目指す…  
     
途中で見つけた石積み…
 
 梅林近くから鷹留城方向を見る…  麓の通路に降りてきた… 
     
登山道を下りていく途中の梅林…これも一つの目印ですね
 
長年寺長野市の墓…群馬バス室田営業所の少し手前の「長年寺」バス停直ぐの長年寺。ここは鷹留城主長野市の菩提寺です。ここには初代鷹留城主の長野業尚はじめ箕輪城主である長野業政などの長野市累代7人の五輪塔の墓がある。
結構古そうな山門をくぐる…本寺の由緒は見当たらなかったが「開創500年」との標示はあった。
 長野市累代7人の五輪塔…   本堂?…
     
 長野公累代墓所の案内道標…
 
 榛名町指定史跡 長年寺長野氏の墓… 
     
 長年寺の一隅にあった「ゴミ箱」?…よくわからないが本堂の階段の両脇にあった。
 
 アクセス:JR高崎線「高崎」駅から群馬バス室田行で、終点の室田まで。そこから徒歩約40分で大手口跡に到着…事前にバス時刻表を確認しておけば、公共交通機関でも比較的行きやすい。)
※ You Tubeに「鷹留城 群馬県高崎市」をアップしました!こちらをクリックしてYou Tubeのページへジャンプしてください…!
 

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