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 地域・都道府県別年代別日本百名城国宝・世界遺産現存天守12名城

新府城ー山梨県韮崎市  2013.3.8 訪問 2019.6.14 再訪お知らせ

 〜 築城者 武田勝頼 築城年 天正9(1581)年 主な城主 武田勝頼 廃城年 天正18年(1590年) 遺構 郭、土塁、堀、虎口、馬出 指定文化財 国の史跡 続日本100名城 〜
 新府城は、天正10年3月織田軍の侵攻を前に、武田勝頼自ら火を放って東方郡内領岩殿城を指して落ちていった武田家滅亡の歴史を伝える悲劇の城跡である。本城は南北600m、東西550m、外堀の水準と本丸との標高差80m。型式は平山城で、近世城郭のような石垣は用いず、高さ約2.5mの土塁を巡らせている。最高所は本丸で、東西90m、南北120m、本丸の西に蔀の構えを隔てて二の丸があり馬出しに続く。本丸の東に稲荷郭、二の丸を北方に下れば横矢掛かりの防塁があり、その外側に堀をめぐらしている。堀は北西から北、北東へと巡り、北方の高地からの敵襲に備えて十字砲火を浴びせるための堅固な二ヶ所の出構が築かれている。三の丸の南方には大手が開け望楼があり、三日月形の堀とその外側に馬出しの土塁が設けてある。本丸と東西三の丸、三の丸と大手等の間には帯曲輪、腰曲輪がある。搦手にも望楼がある。蔀の構え、出構は新府城の特色で防御のために工夫されたもので、特に出構は鉄砲のような新鋭兵器をもって敵の攻撃に対抗するために工夫された構えと言われる。資料は文化庁、山梨県教育委員会、韮崎市教育委員会が設置の現地案内板に基づく。
中央線「新府」駅…無人駅で乗車券回収箱が設置されている。スイカのタッチパネルもあった。  上り、甲府方面時刻表… 新府駅の標示版…
      

 
この駅から北方へ約10分歩くと新府城…要所要所に道標が整備されている。 10分ほど歩くと鳥居が見えてきた… 
     
 この先の県道へ降りる手前の右側にあった…特に案内標示などないが、どうも「首洗い池」跡らしい、この辺が。   上の写真の場所から、県道に降りる手前に鳥居が…正一位稲荷大明神との記載が。
     
 上の写真の鳥居を降りて振り返り見る…・
 
県道に面して、説明版と「新府城跡」碑が…
「国指定史跡 新府城跡」の案内板…
「新府 藤武神社」と明記された鳥居…  鳥居の右側に「参道 (乙女坂)」と表記の比較的なだらかな径が…
  
階段を上がりきったところに「藤武神社」…
 
武藤武神社の近くにあった幟…真田丸ブームだった時に併せて設置したものらいい。 新府城跡の説明板(本丸に設置)
   
  
 右の案内板の裏にあった説明版…
 
「武田勝頼公霊社」を中央に、そして、馬場信房、武田信実校などの霊位が左右に並ぶ… 武左の写真の霊社の裏に、土塁のような場所が…この右が崖になっており、下の写真の眺望が開ける…
 
背後に見えるのは、雪が残るアルプス山系?
 本丸全景…  本丸の一角に「新府城本丸跡」の標示柱が… 「二の丸」〜「七里岩」
方向へ行く…
     
本丸のレベルより少し下がると郭状の地形が…二の丸の手前の場所。
 
右の写真の場所から、七里岩方向へ(この郭の南西部分端)…七里岩は全く見えない
 左上の写真のところから、釜無川を見下ろす…この間に七里岩があるのだろう  二の丸の周囲の土塁か… 
     
上の写真の続きで、右(南)側の土塁を見て、東方向へ進む…
 
 この辺は既に「二の丸」の一角?  左の写真の場所から、やや右を見る…土塁のようだ。  二の丸の出入り口の虎口に来たようだ…そこを出て振り返ったら左下の写真が。
     
 「二の丸」との標示ががあった… 二の丸から、南側へ出て広い道を下っていく…そこには「馬出」との標示柱があった。
     
 この広い通路を南下して、三の丸を目指す…
 
先ず、西三の丸に来た…然し、郭内部は夏草が生い茂り中に入れない。 「馬出」を特定すべく、付近を探したが、夏草が茂っていた… 
      
その二の丸内部の端から下の広い道路を見下ろす…
 
 三の丸の南の位置(南端)に、大手枡形虎口が… 
    
 大手枡形虎口の説明版…
 
大手枡形虎口を出て、来た方向を振り返り見る…  虎口の外に出ると、丸馬出部分に出た… 
     
 虎口の横の土塁を見る…
 
 虎口を出たところに「大手丸馬出」が…  丸馬出の前の三日月堀…ここは一番端の部分。 
     
半円状に、土塁が丸く築かれているとの説明が…
 
 三日月堀の遺構…水があるともっと雰囲気が出るだろう。  大手丸馬出の西端から三日月堀に向かって「通路状遺構」が確認されている…
     
三日月堀の説明…丸馬出の形に合わせて作られている。武田式築城術とも言われている、等の説明が。
 
 三日月堀から、その先(東側)にある筈の「作事用陣屋」を目指して、帯郭的な場所を通り探したが…結局特定できないまま、下の県道に戻ってきた。 
     
 最初に通った長い階段下の入り口部分…
 
アクセス:JR中央線新府駅徒歩10分     
                   
※ 新府城をユーチューブに投稿しました。こちらからユーチューブに入って見ていただければ…工事中  

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