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   大村城 長崎大村市 2024.3.12 訪問
 ~ 築城者 大村喜前(よしあき) 築城年 1598(慶長3)年 主な城主 大村氏(初代大村喜前~第12代・幕末 大村純煕(すみひろ)氏まで270余年) 廃城年 明治4年(1871) 遺構 石垣、土塁、水堀、空堀、船入、船蔵など 長崎県史跡 別名 玖島城 ~
玖島城(大村城)は慶長4年(1599)、大村家19代喜前によって築かれ、30代純煕(幕末)まで、12代約270年間に亘って大村藩2万7千石の居城した。喜前は豊臣秀吉の死後、天下の乱れることを恐れ、慶長の役で朝鮮へ出陣した時、海辺にある城は守りに強いという教訓を生かし、玖島の地を選んで城を築きました。玖島と言う名の通り元は島で、今の国道側を埋め立てました。慶長19年(1614)、20代純頼の時に城の大改修を行い、それまで城の北側にあった大手門が現在の南側に移され、今日に至っています。この大改修に先立って、肥後の加藤清正に意見を聞いたと記録されています。城には天守閣はなく館造りの建物でした。明治初頭、建造物は取り壊されましたが、石垣はそのままで往時を偲ばせています。現在では緑に囲まれた大村公園として、四季折々の花が人々の目を楽しませています。
(現地に設定の案内板の説明より引用)