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根戸城 千葉県我孫子市根戸 2014.5.19 訪問お知らせ
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- 根戸城跡は、ほぼその全体が現存している城跡としては我孫子市内唯一のものです。太田道灌築城という説もありますが、築城時期や築城主などについてはっきりと判断できる文献資料がなく明らかになっていません。城は突出した台地の先端部に構築されています。構造は二つの郭を東西に連ねた連郭形式となっています。東側の主郭は台形の形状をしており、周囲に高さ約3mの土塁を巡らしています。また、さらにその外周には深さ約3mの空堀が巡っています。第二郭は主郭の西側に接し、やや南側にずれて構えられ長方形をしています。北側と西側には土塁と空堀が設けられています。16世紀の北総地区は、後北条氏の高城氏(松戸市・小金城)とそれに敵対する簗田氏(野田市・関宿城)や相馬氏(守谷市・守谷城)が争っていました。根戸城付近である手賀沼の奥まったこの場所は、水上交通・陸上交通の要地として戦略上非常に重要な場所であったと考えられます。昭和60(1985)年に行われた城跡の範囲を確認するための発掘調査では、堀より15世紀から16世紀の瀬戸産の陶器片が出土していますが、城の構造から」みて16世紀後半に築かれたと考えられます。(我孫子市教育委員会が現地に設置の案内板より)
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我孫子市教育委員会が現地(下図の現在地の部分)に設置の案内板から縄張り図を抜粋、利用させていただきました。左側(南西)から入った。第二郭から主郭に入り、右端の腰部より現在地のところに降りた。 |
北柏駅南口から線路寄りに我孫子方面に歩くと城跡の山が見えてくるが入り口が分かりにくい |
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第二郭の空堀部分 |
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第二郭から主郭へ行く途中の尾根部分(左右が空堀のようでもあり土橋か? |
復元立体図 教育委員会設置の案内板より引用させていただきました。
手前が上の地図の現在地部分 |
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第二郭から主郭に入 |
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第二郭から主郭に行く途中の空堀(横矢のところ?) |
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主郭部に来た。 結構広い、中央部に祠(お稲荷さん?)があった |
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主郭の最東端部 |
都市計画道路の上に張り出したコンクリートデッキ上から見る |
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下へ降りて北方を見る…左が城跡 |
「根戸城址洞門」根戸城址付近道路改良工事 1999年3月竣工の標示板 |
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アクセス:JR常磐線「北柏」駅下車徒歩15分
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