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地域・都道府県別年代別日本百名城国宝・世界遺産現存天守12名城 
 上山城(かみのやまじょう) 山形県上山市元城内   2015.9.30 訪問
 〜 築城者 武衛義忠 築城年 1535年 主な城主 上山氏、里見氏、能見松平氏、蒲生氏 廃城年 1873年 遺構 石垣、土塁、堀 現状 上山城郷土資料館 〜
 上山城は、室町時代の応永年間初期(1400年前後)に、羽州探題で最上氏の祖、斯波兼頼の曽孫里見満長が初めて着封、上山殿と称し虚空蔵山に山城を築いたのが初めとされ、当時は高楯城または亀ヶ岡城とも言われていた。永正11年(1514)には、伊達稙宗に攻略されたが、天文4年(1535)満長の子孫武衛義忠が挙兵して奪還した。同年高楯城を廃して、新たにこの地天神森に平山城を築き、月岡城とも称した。その後、城主は武衛氏3代、里見氏、元和8年(1622)最上家改易後、能見松平氏、蒲生氏等を経て土岐氏2代が領した17世紀の後期には、城郭として最も整備され、白壁の城壁をめぐらし、後景には四季折々の緑や紅葉に映えた上山城は、小藩(2万5千石)ながら奥羽の名城と称されていたと伝えられている。しかし元禄5年(1692)土岐氏が転封直後、幕府の命により跡形もなく破壊された。以来、上山藩は金森氏、藤井松平氏(3万石)10代の地領下で170余年間、代々城の再建が宿願であったが、明治維新まで一部を修復するに止まり、再築されることはなかった。周囲の堀も、明治5年に埋め立てられ、城の西側に僅かに名残を留めている。現在の上山城は、昭和57年に旧二の丸跡に城郭風の郷土資料館として建設したものである。(現地に設置の案内板、「上山城の沿革」より)
かみのやまおんせん駅間に合ったガイドマップ…上山城までは徒歩で10分程度  かみのやま温泉駅…
     
上山温泉郷への歓迎碑…”蔵王と城と茂吉ノふるさと”…
 
 斎藤茂吉(当地で誕生)の歌碑と説明板…  少し歩くと標示が出て来て遠くに(模擬)天守が見えてきた… 
 歓迎道標…  1982年に二の丸跡に3層の模擬天守が作られた。内部は郷土資料館になっている… 
     
 この坂を上がると模擬天守が…
 
 資料館入り口…入館料が要る  入り口左手の石垣と土塁?
 上之山城下の礎を築いた「土岐山城の守頼行」と、上山に配流された沢庵禅師についてノ説明板…  藩校改革に取り組んだり、富国強兵・産業振興に実績の金子清邦についての説明板… 沢庵禅師が説いた藩主としてあるべき政治の要諦の一つ「上中下三字節」についての説明板… 
     
 沢庵和尚と土岐頼行…上中下三字説  模擬天守4階より東南方向を見る…
     
 模擬天守4階望楼より、上山市街を見る… 
     
 模擬天守入口にあったマスコットキャラ?…
 
 土岐家由来の七層塔…説明は右の写真参照 模擬天守を仰ぎ見る… 
     
 模擬天守(三層)…  
  
アクセス:JR奥羽本線・山形新幹線「かみのやま温泉」駅徒歩約10分
 ※You Tubeに「上山城ー山形県上山市」を投稿しています。こちらからご覧いただけます。 

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