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 地域・都道府県別年代別日本百名城国宝・世界遺産現存天守12名城

掛川城  静岡県掛川市掛川 2016.3.15 訪問知らせ

 ~ 築城者 朝比奈泰煕 築城年 文明年間(1469年ー1487年) 主な城主 朝比奈氏、山内氏、太田氏 廃城年 明治4年(1871年) 遺構 二の丸御殿、太鼓櫓、石垣、土塁、堀 指定文化財 国の重要文化財(二の丸御殿) 再建造物 天守、門 日本100名城(42番)~
 現在の掛川城より東に500mほどのところにあった掛川古城は、戦国時代の明応6年(1497)~文亀元年(1501)、駿河の守護大名今川義忠が遠江支配の拠点として重臣朝比奈泰煕(やすひろ)に築かせたと言われている。桶狭間の戦(1560)で今川義元が織田信長によって倒されると、永禄12年(1569)掛川城は、徳川家康に攻められ開城してしまった。家康領有後、重臣石川家斉が甲斐の武田氏侵攻を防いだ。天正18年(1590)全国平定を達成した豊臣秀吉は、徳川家康を関東に移し、家康は旧領地には秀吉支配下の大名を配置し、掛川城には山内一豊が入った。一豊は多くの戦乱により傷んだ城の改築や、城下の整備を行うとともに、この時初めて天守閣を作った。江戸時代には、徳川親藩の松平氏や江戸城を築いた太田道灌の子孫の太田氏など11の大名家の居城として栄え、明治維新まで続いた。(資料 入城時入手のパンフより抜粋・編集)
JR掛川駅から北へ真直ぐ、徒歩で約7分で掛川城へ。大手門(復元)を見てから掛川城天守~二の丸御殿の順に回った。掛川桜がほぼ満開できれいだった…別掲写真参照 掛川駅北口…雰囲気のある駅舎
      
 左の地図の朱色の道を進むと、前方に「逆川」越しに掛川城天守閣が見えてくる…
 
 逆川に架かる橋上から東側を見る… 掛川桜越しの太鼓櫓と天守閣を見る… 
     
 逆川に沿って東方向に歩き、掛川土手の掛川桜越しに天守閣を見る…
 
 復元された大手門…楼門造りの櫓門で高さ約11.6m (詳しい説明は右下の写真参照)  掛川桜についての説明板…
     
「掛川城大手門の復元について」の説明板…
 
 大手門番所、城の出入りを監視していた。1854年地震で倒壊し1859年に再建されたものが現在の番所  掛川城大手門を別の角度から… 
     
 大手門と番所跡の遺構が現復元門の南50mの場所に発見された。周辺の区画整理により50m北に復元された。根固め石と番所跡の一部の位置を道路上に明示された(右2枚の写真)…
     
逆川・掛川桜越しに天守閣・太鼓櫓を見る… 大手門から北西に歩き出しズームで天守と太鼓櫓を仰ぎ見る…
      
鎌倉時代から「懸河」と呼ばれていたこの場所が「掛川」の由来との説明がある…
 
四足門…調査では門の跡は見つからず。正保城図(しょうほうしろえず)をもとに復元されたとのこと。階段の途中の筑地塀の壁には、「狭間」が造られている(右の写真)。
     
 四足門の説明板…
 
 三日月堀…発掘調査では、本丸虎口を守る三日月掘りは、全長約30m、最大幅約12ⅿの規模であったとのこと。また、堀の南側から柱列も見つかっているとのこと。左下の説明板等より… 
     
 四足門を潜ったところにあった模型…
 
 十露盤堀…水がたまった部分がそろばんの箱のように見えるから?…説明板による  本丸門の石垣が残る…
     
 平成6年、日本初の本格木造で復元された天守…山内一豊が在城10年間のうちに天守閣建立や城下町整備を行った。この角度の写真がよくパンフなどで使われていますね!  本丸跡の説明板…
   
本丸跡を天守閣への階段途中から見下ろす…
階段最後のところの冠木門… 二の丸御殿を見下ろす…
  
 二の丸へ降りる途中の通路、筑地塀を天守閣側から見下ろす…
 
 天守丸に上がったところの広場…右にその説明板が。また、右下の写真の霧吹き井戸が見える 
     
 霧吹き井戸…今川氏が籠城時に井戸から霧が噴き出て徳川の攻撃から城を守ったとの伝承がある由。
 
 天守閣内部へ…山内一豊が築いた初代天守を想定し、1994年に木造で復興された。高地城の天守を参考にしたとも言われている。左写真には「武者隠し」との標示がある。 石落としの復元?とその説明…
     
天守望楼から周囲を見る…南西方向、逆川が見える 二の丸御殿方向(東側)を見る…真ん中へんのこんもりした小山が、いわゆる掛川古城跡とされる「天王山?」
      
 ここも城域で現在は掛川西高校となっている…
 
 三の丸から本丸に移築された太鼓櫓を見下ろす… 眼下に、四足門、十露盤堀、三日月掘を見下ろす… 
     
こちらは南側?
 
 先ほど上から見た筑地塀のある通路…  二の丸御殿方向へ行く… 筑地塀下の土塁とその下の三の丸を見下ろす… 
     
二の丸御殿へ…重要文化財 二の丸御殿玄関部から、横の土塁が見える… 御殿内部…
玄関横にあった土塁…「黒土塁」と称し、外部から二の丸御殿を隠すために造られたものとか。
  
 御殿内部…
 
 再度、逆川沿いの通りに戻り、天守閣(左)と太鼓櫓(右側)を見る…  御殿内部から、天守閣を見る…
     
先ほどの土塁を反対側の道路側から見る…結構立派!
 
 同様に、天守閣(左側)と太鼓櫓(右)を快晴の青空を背景に掛川桜越しに見る… 
     
 
アクセス:JR東海東海道本線・天竜浜名湖鉄道 掛川駅から北へ徒歩7分
                 
※ You Tubeに「掛川城ー静岡県掛川市」を投稿しています。こちらからジャンプしてご覧ください。 

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