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戸切地陣屋 北海道北杜市野崎 2023.5.11 訪問 | ||
~ 築城者 松前藩(江戸幕府) 築城年 1855(安政2)年 廃城年 1868(明治元年) 遺構 土塁、堀など その他 国指定史跡 ~ | ||
史跡 松前藩戸切地陣屋跡: 一、指定年月日 昭和40年3月18日 一、所在地及び地積 北海道北杜市野崎66番地の10同100番地の9 (一)陣屋総面積 42,600㎡(12,900坪) (二)陣屋郭内面積 23,400㎡(7,080坪) 一、指定理由 特別史跡名勝天然記念物及び史跡名勝天然記念物指定基準史跡の部第二(城跡)による 一、説明 この陣屋は安政元年(1854年神奈川条約締結後幕府は外国船渡来により不測の変に備えて翌2年津軽南部、仙台、秋田、松 前の5藩に分担警備させ蝦夷地防衛の強化をはかった 松前藩は七重浜から木古内までを分担しその陣屋としてこの戸切地 陣屋を構築した。基本は蘭学の築城書による四陵堡で大砲6門を据え宿舎22棟を建て備頭竹田作郎忠憲以下一隊の兵を駐屯 させたが漸次士卒の家族を移して守備のかたわら付近の開拓に従事させ屯田のかたちをとった。 明治元年函館戦争のの際駐屯の松前軍は陣屋を自焼して退いた。この陣屋は保存きわめてよく幕末における北辺の国際情勢 を窺うによく西欧風の影響を知る資料として築城史上価値ある史跡である。 一、保存上注意すべき事項。 土塁 堀などをきそんしないこと。 樹木の植栽伐採に当たっては遺構をき損しないこと。 みだりに地域内のの現状を変更しないこと。 …現地に設置の案内・説明板「史跡 松前藩戸切地陣屋跡」を引用させていただきました。 |
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