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 地域・都道府県別年代別日本百名城国宝・世界遺産現存天守12名城
   中城城 沖縄県中頭郡中城村字泊 2023.3.6 訪問
 ~ 築城者 先中城按司 築城年 14世紀中ごろ 廃城年 不明 遺構 石垣、郭  その他 国の史跡、世界遺産(琉球王国のグスク及び関連遺産群) 日本100名城 ~
古琉球時代を今に伝える中城城跡:
 南海の古城に息づくいにしえのロマン。石垣を渡る風は、訪れる人を古琉球の世界へと誘ってくれます。
中城城跡は、かつて、貿易が行われていた屋宜(やぎ)の港から2㎞ほど離れた標高約160mの丘陵上にあります。中城村の西北から北中城村の南側にのびていく丘陵の東崖縁を天然の要害として、300余もあるとされる沖縄のグスクの中で最も遺構がよく残っていることで知られています。石垣の上に立つと、西に東シナ海、東に中城湾(太平洋)臨み、勝連半島、知念半島、さらには周囲の洋上の島々まで見渡せる眺望の素晴らしいところです。
 城は、連郭式の山城で、六つの郭で構成されています。城壁は、主に琉球石灰岩の切石で積まれており、自然の岩石と地形的条件を生かした美しい曲線で構成されています。その築城技術の高さは、芸術的と言われ、歴史的にも高い評価を受けています。
 中城城跡は、14世紀後半頃迄先中城按司が数世代にわたり、西の郭、南の郭、一の郭、二の郭の大な部分を築き上げ、1440年に読谷の座喜味グスクから移ってきた護佐丸によって、北の郭、三の郭が増築され現在見られるグスクの形が完成したようです。中城城跡は、1972年5月15日(日本復帰の日)に、国の史跡に指定されました。指定面積は110,473㎡(約330,000坪)で、その内14,473㎡(約4,300坪)が城郭の面積です。2000年には、「琉球王国のグスク及び関連資産群」の1つとして世界遺産にも登録荒されました。中城城跡

…入城時入手のパンフレット「中城城跡」より、説明文を拝借・引用致しました。