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  蕨城(わらびじょう) 埼玉県蕨市中央 2014.11.5 訪問
 〜 築城者 渋川義之 築城年 南北朝時代 廃城年 大永4年(1524年)遺構 土塁・水堀 指定文化財等 埼玉県指定史跡 埼玉県指定旧跡 〜
蕨城は、南北朝時代に渋川氏が館を構え、大永4年(1524)に北条氏綱により攻撃され、破壊されたと言われています。江戸時代の初めには、徳川家の鷹狩用の「御殿」(休憩地として)城跡が利用されました。江戸時代に記された絵図面によると、東西が沼、深田で囲まれた微高地上に、幅約11.8mの囲堀と、幅約8.2mの土塁をめぐらし、堀の内側の面積は約12,200uとなっています。南側には、堀と土塁をめぐらせた約21,650uの外輪地があり、北側にも堀と土塁の構えが見られますが、現在ではわずかに堀跡と要害、高山などの俗名を残すのみとなっています。また、昭和36年(1961)11月、本丸跡に文学博士諸橋徹次撰書の「蕨城址碑」が建立され、現在は「蕨城址公園」として整備されています。(蕨市教育委員会が現地に設置の案内板「蕨城跡」より)
JR京浜東北線「蕨」駅 「蕨城址公園」入口の標示…ここは少し道路から、公園に窪んでおり「枡形虎口」のあったところか? 公園に入ってすぐのところに、「埼玉県指定文化財 蕨城跡」の標示柱
 「蕨城跡」の説明板…冒頭の紹介に引用した。  城址公園…芝生広場の向こう側には「市民会館」(この場所も城域であったと思われる) 城址碑の背後にある水堀の跡と思われる…現状は公園化で改変されている模様
本丸跡に建つ「蕨城址碑」…  上の写真の水堀、「御殿堀」について、蕨郷土史研究会が設置の説明の碑…
 
西側の、通りに面した「蕨神社入口」の案内板。この手前に入口鳥居がある。
 
和楽備神社と城址公園の間の、土塁の残存のような部分…石垣は現代のもの 入口の鳥居…
 
和楽備神社…祭神は八幡大神を御主神とし、合社の神々を祀る。室町時代、蕨城主渋川公が八幡大神をお祭りしたのが創立の初めと伝えられている。(現地の説明板より)  和楽備神社末社稲荷社本殿(蕨市指定文化財)…蕨市教育委員会が現地に設置
和楽備神社末社稲荷社本殿  神社・城址公園を出て、蕨本陣跡へ… その名も「中山道蕨宿本陣跡」交差点…
           
 旧中山道にあった、道標…「板橋宿へ二里十町」。この裏には「浦和宿一里十四町」とある 「蕨市指定文化財 蕨本陣跡」の案内板  蕨市の特色である宿場と織物についての情報を中心に常設展と特別展がある。入場無料でした。 
     
 蕨宿の詳しい紹介が… 蕨本陣跡…本陣には、皇女和宮が御降嫁の折には休息の場ともなった由。
   
蕨宿の模型…中心部に本陣が
アクセスJR京浜東北線「蕨」駅下車徒歩15分
 

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