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 地域・都道府県別年代別日本百名城国宝・世界遺産現存天守12名城

高島城 長野県諏訪市高島 2014.4.8 訪問お知らせ


~ 築城主:日根野高吉 築城年:1592年(文禄元年) 主な城主:日根野氏、諏訪氏 廃城年:明治8年(1875年) 主な遺構:石垣、堀、門 指定文化財:なし 再建造物:天守、櫓、門、塀 ~
 この城は文禄・慶長年間、日根野高吉が7年を要し、彼独特の築城の技術を生かし諏訪湖の波打ち際に築いた難攻不落の水城で別名を浮城とも言われている。関ヶ原後の役の後は諏訪氏の居城となりそのまま転封もなく維新まで続いた。この間、城は中山道や甲州街道の道中記には必ず乗せられる名勝でもあった。本丸内は藩主の御殿や書院、また一般政務の御用部屋、また郡方、賄方などがあり、能舞台、米餅部屋など多くの建物で埋まっていた。明治維新の改革で高島藩は消え、明治8年には天守閣も破却されたが、諏訪氏の在職260余年間、一度も百姓一揆を起こさせるような暴政の出たことのない名城であった。今日も、城内と言われた大手門以南の地形がおおよそ昔のままの姿を残して近世の城郭を考えるいい資料である。(現地に設置の碑「高島城 浮城ともいう」より抜粋)
 JR中央線「上諏訪」駅 駅前に観光案内所が。ここから徒歩約15分で高島城へ 駅の東口から踏切を超えて南側へ…踏切から上諏訪駅を臨む 踏切を渡りケヤキ並木を通り、旧三の丸から本丸方向へ歩く
 
旧三の丸跡の説明と文化庁の「登録有形文化財」であることの説明版 左側の三の丸跡の説明
「衣之渡川と中門川(三の丸川)との間が三の丸で、道から東には周囲に濠をめぐらせた三の丸御殿があり、藩主が来て祭事をしたりくつろいだりした。八詠桜、常盈倉もこの位置郭にあった。道から西には家老三之丸千野家の屋敷があって三之丸様と呼ばれ、その北のつづきには牛山、前田二氏の屋敷があった。明治維新直後、三之丸御殿は前藩主の居所となって東御殿と呼ばれ、家老の屋敷は藩知事の居所になって西御殿と呼ばれた。            諏訪市教育委員会
 
高島城天守閣 復興天守 1970年に建立
 
 北東から見た本丸・天守 江戸時代には小天守及び3基の隅櫓があった 本丸の北東の隅櫓(1970年に復興) 本丸石垣 高さは約10m強
北東から見た天守閣と本丸に入る「冠木橋」を見る 本丸の石垣 野面積だが、表面が膨らみ波打ってる感じだった
土戸門跡への入口  
 
土戸門についての説明 この図の左側の冠木橋から堀に沿って右廻りに見て、右端の土戸門から本丸内に入り、本丸内を見て、西側入り口からいったん外へ出て、冠木門に戻り、そこから再度入城した。
    
土戸門跡(本丸南側)から天守閣を臨む
 
西多門跡   三之丸御殿裏門(御川渡門跡)三之丸御殿は藩主の別邸で儀式に使われていた。この門は1988年に川渡門跡に移築された  三之丸御殿裏門を外側から見る
      
 三之丸御殿裏門から西側に出て、天守を臨む(右側が本丸)
   
 再び北側の、冠木橋側から見る 北側から天守を仰ぐ… 冠木橋から冠木門を見る
 高島城本丸の碑 冠木橋を渡って西側を見る 橋を渡って振りかえる
    
 堀と石垣についての説明 天守閣の石垣と、本丸の正面と東側の石垣は規模は大きいが、西側と南側の石積みは簡単なものであった。石垣は野面積みで、稜線のところだけ加工した石を用いている。地盤が軟弱なので、沈下しないように大木で組んだ筏の上に石垣を積んでいる。(説明版より抜粋) 冠木門跡 冠木門はもっと簡素な門だが、絵図からは、高麗門的な門であったことが分かる。当初は冠木門であったのが後に建て替えられたが名前だけ残ったのでは等の説明。
   
城内から見た冠木門と石垣
  と高島城 浮城とも言う と題した高島城の説明(冒頭に引用) 隅櫓の前の「キハダ」(諏訪市天然記念物)の説明   多門跡(本丸東側)
 
 多門跡(本丸西側)   隅櫓 往時は3基の櫓(持方月櫓、富士見櫓と隅櫓)があって多門で接続していた。隅櫓のみ復興された。
 本丸内部で北西の天守を見る
 高島城亀石 明治8年の廃藩の時に城外に移されたが、平成19年に132年ぶりに高島城公園に戻った。  覗石松 これなんと読むのか、どういう意味なのか不明 亀石と覗石松の全景
天守を仰ぎ見る 石集配湯枡 1803年に城内三之丸浴場に、引き湯のため木樋を継ぎ、集配・配湯をした石枡  天守閣と小天守 下に拡大写真が…
 天守望楼から、北側の堀、冠木橋を見る 小天守跡 後が天守
     
 西側、諏訪湖方面を臨む
交通アクセス:JR中央線上諏訪駅から徒歩約15分
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