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地域・都道府県別年代別日本百名城国宝・世界遺産現存天守12名城
獅子吼城 山梨県北斗市須玉町江草 2017.11.10  訪問
  ~ 築城主:江草信泰  築城年:応永年間(1394~1428年)?  主な城主:江草氏、今井氏 廃城年:天正10年(1582年) 主な遺構:郭、石塁、空堀、堀切 北杜市指定史跡 別名 江草城~
獅子吼城は、塩川左岸にある、標高788メートルの独立峰を利用したお城です。古くは「江草(えぐさ)城」「江草小屋」ともいわれ、地元では、城山(じょうやま)と呼ばれています。昔、江草城が落城のおり、城内に住んでいた怪物が野山を揺るがす声で吼えながら眼下の深い淵(獅子淵)をめがけて飛び込み、岩となってしまったとの伝説から「獅子が吼える城」と書いて、獅子吼城と呼ばれるようになりました。また、これより、この村では正月の獅子の舞が禁じられ、これを犯すと暴風雨が起こるとされ、さらには子供の等の玩具でさえも獅子は許されないと伝えられています。この城にまつわる最期の記録は、武田家が滅亡後の天正壬午(てんしょうじんご)の乱(1582年)で、甲斐の国を駿河の徳川家康と相模の北条氏直が争った時でした。たてこもる北条軍に対して服部半蔵ひきいる伊賀組と武田家の旧家臣団が夜襲をかけて落城させました。この戦いが徳川の甲斐支配を決定的とした合戦でした。これが甲斐の国で記録に残る戦国時代最後の戦いです。「根小屋」は、山上に城のある城下町という意味です。根小屋神社前の道は、長野県佐久や群馬県の地方を結ぶ、小尾街道または、穂坂路とよばれた古道です。交通の要地でしたから関所もおかれていました。神社境内にある国指定の天然記念物「根小屋神社の大ケヤキ」は別名「田樹畑樹(たぎはたぎ)」と呼ばれる2本の巨樹です。田樹がはやく芽吹くと水田が、畑樹が早いと畑の作物が豊作になるとの言い伝えがあります。(須玉町教育委員会が根小屋神社境内に設置の案内板「根小屋神社~獅子吼城跡」より抜粋・引用)
国指定天然記念物「根小屋神社の大ケヤキ」…左の写真は、「田木」と呼ばれる樹齢800年ほどといわれる巨木。稲作の豊凶を占っていたとか。  根小屋神社…
       
 こちらは、左上の写真をアップにしたもの。…田木の方ですね。 こちらは神社に向かって右側の「畑木(はたぎ)」です。畑木の良い年は畑作物が豊作になると言われているとか…
    
 根小屋神社…本殿?
 
 根小屋神社からの登城ルートを避けて、比較的な楽なルートといわれていたこの登城口に来た…しかし、「通行止め」とのこと、がっくり。事前情報では、ここからのルートを推奨するサイトばかりだったのに。  メインルートから左の写真の場所への道標…ここで入り左の写真のところへ 
 左の写真の「案内板」が見えてきた…
 左上の写真の場所で、案内板の下に掲示されていた「…見学される方へ」の説明版…右の写真は地図部分の拡大… 
     
案内板のすぐ裏のところで、以前ここから山に入っていた…木製の階段が朽ちているのが分かる。
 
 右上の写真の登城口から、南面尾根筋ルートに入り、しばらく歩くとこの様な石がごろごろしたエリアに来た…尾根道はっきりした登山道ではないが、基本的には尾根上を山頂を目指して行けばいいので比較的分かりやすかった。  結局、案内表示に従って、(上の写真の)「獅子吼城見学路入口」…ここから登城。
  
 振り返って、ここまで来た道を見る…少し紅葉が!
 
尾根筋の中腹くらいだろう、この写真のように、尾根筋だが比較的なだらかなルート…
     
 すぐ上の写真から、この写真へ。そして右の写真に続く…
 
 右側の2枚の写真の続き部分で、もう、すぐ上に山頂主郭の縁が見えてきた…  かなり山頂に近づいてきた…すぐ上の写真の続き部分。
     
 上の写真の続きだが、石がそこかしこに見えてきた…
 
上の写真の横(右)部分… 一ノ門(?)に降りてみる…※ 
山頂の「のろし台」(模擬…推定復元か)も見えてきた…
 山頂に来ると、石碑・社が北側にあり、三角点も見える…眺望は素晴らしい  獅子吼城の説明板…
     
 主郭の北端で下を見下ろすと、腰郭的な削平地が…
 
 主郭の左(西)側の腰郭を見下ろす…   主郭の南西方向…結局、登ってきたルートで下山するのが無難のようだ。根小屋神社方向への下山ルートも探したが、よくわからなかった。南方方向以外は崖を下りる感じであった。
     
 少し降りてから山頂方向を見上げる…
 
 主郭より一段下の郭(腰郭)?…   南側尾根筋ルートで麓の道路に向かって進む…ピンク色のリボンが要所要所にありわかりやすい
ピンクのリボンに沿って移動…左の腰郭を経由して下山した
 ピンクのリボンを頼りに降りてきたら、麓の、側溝があるところに出た。もちろんこれは近代のもの…この辺でも紅葉が進んでいるようだ。この下は「根小屋神社」だった。つまり最初に登ってきた登山ルートではなかった。
     
 根小屋神社の横の通路に出てきた…
 
アクセス:JR中央本線「韮崎」駅下車、山交タウンコーチ「平」駅下車、徒歩20分。
※ You Tubeに「獅子吼城 山梨県北斗市」をアップしました!こちらをクリックしてYou Tubeのページへジャンプしてください… 

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