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 地域・都道府県別年代別日本百名城国宝・世界遺産現存天守12名城
小沢城(別名 天神山城) 東京都稲城市矢野口・神奈川県川崎市多摩区 2018.7.18 訪問
 〜 築城者 不詳(稲城三郎重成?) 築城年 不詳(12世紀末ごろ?) 遺構 空堀、土塁、井戸跡 廃城 不明 〜
川崎市の最北端、稲城市と市境を接する丘陵地に小沢城址はあります。「新編武蔵風土記稿」の伝えるところによると、鎌倉時代初期の小沢城址は小沢小太郎之居城だったようです。この小沢小太郎は、源頼朝の重臣として活躍した稲城三郎重成の子で、この地域を支配していた人です。
ここは、丘陵地形が天然の要害となり、鎌倉道や多摩川の広い低地や河原がそばにあったことから、鎌倉時代から戦国時代にかけてたびたび合戦の舞台になりました。城の形跡として、空堀、物見台、馬場などと思われるものがあり当時を偲ばせますが、現在は小沢城跡緑地保全地区に指定され、自然の豊かな散策路としても貴重な存在です。
                                        (川崎市が現地に設置の案内板より。)
 小沢城址の中心部と思われるところにあった案内板(小沢城址里山の会作成)より縄張図部分拝借。京王よみうりランド駅から、天神社傍の通路を通り、この図面の左端部分の「石碑」、「解説板」のある広場(実はこの場所は城域ではないと思われる)から尾根伝いに、小沢峰〜浅間山付近の中心部へ進んだ…
 
京王よみうりランド駅から、ジャイアンツ球場方向へ坂道を上がる。 天神社へ降りる道を左に見て暫し歩くと、小沢城址左に折れる道が出てきて、そこから少し歩いて登ると城址のある山の尾根に到着。振返り見ると「天神坂」との標示柱が…
       
駅から坂道を上がる途中に「穴澤天神社」への通路が…
 尾根上に着いた。若干開けた場所だ… 左の写真のところから、左に(東)方向に進むとすぐ左下の写真のところに到着。そこには城跡碑、説明板が設置されていた…
     
城跡碑・案内板があった広場…でも、まだ城域には入っていないのだ。  川崎市が設置の案内板…冒頭の説明に引用させてもらった。
 
「小沢城址里山の会」が設置した案内板…しかし、一部判読不能。
 
尾根上の通路を右(東)方向へ歩く…来た道を振り返り見たところ 冒頭の縄張図の、青色で記された空堀部分に到達…この堀を上がって、この先の浅間山方向へ向かう。
     
この階段の先に浅間山が…最初の図面の小沢峰の手前部分か?
 
尾根道から堀底に降りてみた…かなり劣化(風化)しており現状では浅くなっている。  こちらは左の写真とは反対側の堀底…矢張り、かなり浅くなっている。
  
 空堀についての説明板…
 
 これも右(東)側の堀底か…  浅間山への道標が見える。この階段を上がる… 尾根へ少し上がって、下の空堀を見る…
     
 遊歩道として整備されていて歩きやすい… 物見台から眼下に空堀を見下ろす… 
     
少し小高い削平地、いわゆる物見台と称されるところか?
 
 再び尾根道を歩く…尾根道はよく整備されており歩きやすい。  物見台についての説明板…
     
 井戸跡と言われる場所…こんな尾根道傍に水源があるのだろうか?
 
 多摩自然歩道の案内板…  浅間山の標示柱…この辺が縄張の中心部だろうか 
     
 家光が鷹狩りの際に、鷹匠が宿泊した場所?…その説明板
 
 尾根上から下を見下ろすと、建物が見えるがこれは地元の林業関係者の作業用の小屋か?  場所的には、いわゆる馬場跡か?
     
 小沢城址里山の会が設置の「小沢城址の概要」…冒頭の縄張図はここから拝借した。
 
アクセス:京王相模原線読売ランド駅から徒歩約10分、JR南武線・稲田堤駅から徒歩20分
 ※ You Tubeに「小沢城 川崎市と稲城市の市境に位置する」をアップしました!こちらをクリックしてYou Tubeのページへジャンプしてください…!

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