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 地域・都道府県別年代別日本百名城国宝・世界遺産現存天守12名城
  岡城 埼玉県朝霞市 1st 2014.7.23 訪問 2nd 2015.1.21
 ~ 築城者 不明(太田道灌?) 築城年 不明(長禄ー文明年間 1457-1487 ?)遺構 空堀、土塁、郭 ~
東武東上線の朝霞台駅の東1.5kmに位置し、黒目川を真下に見る舌状台地の先端部に立地する。この台地は西から東に延びており、西側の本仙寺付近で細く括れ、独立丘陵状を呈している。標高は、約19mで、周囲の低地との比高は12m~14mである。この台地上には、室町から戦国時代ごろと考えられる城が築かれており、北側の一部を除き、遺構の大部分はよく保存され、堀切により四つに区分された郭、櫓台や空堀と推定される部分が明瞭に認められる。この城跡については、「新編武蔵風土記稿」のなかで太田道灌や、その曽孫新六郎康資との関係について述べられているが、正確な城主名やその由来等は不明である。また、台地斜面部には、縄文時代の貝塚も確認されており、この台地が古くから人々に利用されてきたことがわかる。(埼玉県と朝霞市が現地に設置の案内板「岡の城山」より)
 城山公園入口の案内板より…黒目川寄りの、一の郭から南西方向に、二の郭、三の郭が。各郭の間には、大きな空堀が残る。東京に近いこの地に、遺構がそれなりに残る貴重な平山城か…  北朝霞駅から、南東方向へ歩いて、東洋大学校舎を左に見て、右側に「朝霞市博物館」を見て城山公園へ…
     
 三の郭と二の郭の間の堀切…前方に見えるのは二の郭隅の出枡形の櫓台と思われる。
 
 三の郭と二の郭の間の堀…ここは段差がない堀切のようだ(一の郭と二の郭の間は段差あり)
  
 二の郭の端の出枡形の櫓台を直下から見上げる…  一の郭と二の郭の間の堀…この先に木橋がある
      
一の郭の東南側の「勢溜り」と思われる場所…
 一の郭に来た…右端の写真は「物見櫓」との標示・説明
      一の郭の周囲の通路の下の腰郭を見下ろす…
     
 一の郭のフェンスの外に出る…出枡形の櫓台か?
 
 二の郭・一の郭の間の空堀 一の郭と二の郭の間の堀切は、横矢のかかった堀切…
       
 右側が一の郭…左側の二の郭とは段差があり、当時は木橋がなかったと見られている。
 
 堀底から見た木橋など…現状はさほど深く険しいわけではないが、一の郭側には土塁があり、段差があり、橋がなかったという防御を考えた縄張りだ。  
     
  二の郭…一番広い郭であり、居館の役割があったのだろう。この先端部分が櫓台と思われる場所。 
   
 二の郭から鐕の郭への通路…この堀も大きく、大きな横矢をかけている。
  
大きく横矢がかかっているのがわかりますか?現状は浅くなっているので迫力に欠けますね!
 
 堀底に降りてみる… 堀底から三の郭を見上げる…
三の郭と称する場所…狭くてやや幅の広い土塁との意見もある。
アクセス
東武東上線「朝霞台」、武蔵野線「北朝霞」から、南東方向へ徒歩約20分。
朝霞市内循環バスで城山公園下車すぐ。ただしバスの便数は非常に少ない。
※「岡城ー埼玉県朝霞市岡」をYouTubeにアップしました。こちらからYou Tube のページにジャンプしてご覧ください!

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