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青鳥(おおどり)城 埼玉県東松山市石橋 訪問日 2016.4.20お知らせ

 〜 築城者 不明(文明12年 1478年に太田道灌が青鳥に在陣との記述ありこの時期には青鳥城はあったと思われる) 築城年 室町時代  主な城主 太田道灌? 狩野介?、久米新左衛門? 廃城年 1590年? 遺構 郭、土塁、空堀、水堀 現状 宅地、農地 県指定史跡 〜
城跡は東松山台地の南縁部に立地し、都幾川の河岸段丘を南に見下ろすところに位置します。城郭は本郭と二の郭及び三の郭から成り史跡の指定範囲は本郭と二の郭部分で、土塁・空堀・水堀が昭和47年の発掘調査で確かめられています。その規模は東西約550m、南北約300mを測ります。…中略…築城時代については「源平盛衰記」に源頼朝が武州月田川のはた青鳥野に陣をとる(嘉永2年・1183年)とあり、本郭は12世紀末(平安時代末期)には城郭が明らかです。天正18年(1590)前田利家の軍に落城し、16世紀末には廃城となりました。築城当初の居住者は定かではありませんが、「妙昌寺縁起」には建武元年(1334)に青鳥城主藤原斎心入道利行がみえ、後北条時代には山田伊賀守道安が在城したと伝えられています。(東松山市教育委員会が現地設置の案内板より)
東武東上線、東松山駅…ここからは徒歩なら30分程度、あとはタクシーしかないかと思ったら「コミュニティーバス」があった。便数は非常に少ないが片道だけでも利用出来れば助かる。右の写真は、城跡最寄りのバス停、若宮前。ここから徒歩で約10分か   きじやま交差点の先、北東方向に行くとすぐ左側に本郭が…遠くに民家が見えているが、この城跡は私有地であり地主に一言挨拶して立ち入り許可を得ることをお勧めする(縄張り図の@のところ)
 現地に設置の縄張り図…朱色のルートで回った  
  
 本郭に入ってすぐ左の竹林、その左に土塁が見える…Aのところ  本郭に入って、周囲を土塁に囲まれた本郭の広場を見る…右奥に畑がある(B) 
    
 本郭に入る手間にあった「青鳥城址碑」…
 
 本郭内の北東方向を見る…この一角は畑として利用されていた(D)  本郭の西方の土塁…Cのところ
         
 本郭東側の土塁…上から南側を見る…
 
 本郭の東南角の部分から土塁上に上がり、上を見ると鳥居・社が見える(天神社?)…  土塁上から、東側(右側)の空堀の底を見る…竹藪でとても降りられない。縄張り図のEあたりの場所 
北東隅の地点より本郭内を見下ろす…丸と二の丸の間に架かる土橋上から東側を見る(左の写真)、そして左側(西側)を見る(下の写真)…  北東隅の地点より本郭内を見下ろす…この北東隅には櫓台があったと思われる。左下の写真がその部分…(Fところ)  
     
 北東隅のところから堀底を見下ろす…
 
 北東隅の櫓台跡跡と思われる出っ張り状のところ(F) 本郭北側の土塁の上…
      
土塁上から北側の二の郭方向を見る…
 
 先ほど見た畑を、今度は北の土塁上から(南方向)に見る…  北側の土塁上から堀底を見て、奥に二の丸の平坦地を見る…
     
 北西の隅に来た…ここにも櫓があったと思われる(Gのところ)
 
 最初に入って来た場所…竹林の横の土塁が見える 北西角の地点の天神社?
     
西側の土塁を降りて、最初に来た本郭入口方向へ戻る…ここにも小さな社が
 
 上の写真のところから、元来た道を戻り、「きじやま交差点」から東方向へ歩く…養豚場(右端の写真)があり若干異臭が。道路を挟んだ反対側にはラブホテルがあり、その向いに虎口だったかと思われる場所(真ん中の写真H)があり、そこから見上げたのが左端の写真で、養豚舎らしき建物が見える(立ち入り禁止なので様子は分からない)
     
 土塁(空堀)を右に見ながら北の方向へ歩く(I)…手前の外土塁(左の写真)と空堀越しに二の郭の土塁が見える(右の写真)
     
 振り返ると、ラブホテルが右側に(西側)見える…
 
 北側の土塁・空堀に沿って、東側の空堀跡を目指す(関越自動車道方向)…非常に浅くなった空堀とブッシュ状態の空堀が…  東方向へ行き関越自動車道に突き当たった地点にあった標識…
     
 関越自動車道に沿って南下すると、横断通路のすぐ南のところから(K)、東西の空堀を見る…左の写真は端の部分で、少し行ったところの堀底が右の写真 
     
堀底を西の方向へ歩く…
 
 こちらの空堀の底は比較的歩きやすい…整備された? 
     
 
 縄張図上の横矢掛の部分の手前のところ…  Lのところ…横矢が掛かっており、ヒトがいる場所は少し深くなっており「落し穴」だったか? 
     
左の空堀の手前の土塁上に上がった…
 
 関越自動車道を跨ぐ跨線橋…三の郭方向へ行く(M) 三の郭にある水堀(オタメ池)…三の郭は二の郭を大きく囲む郭。遺構は、東の端の自然の谷を利用した空堀と土塁のみ(N)。 
    
「虎御石」と呼ばれる雄大な板碑。応安2年(1369)の記念銘がある。説明文 
 
アクセス:東武東上線東松山駅から徒歩約30分……コミュニティーバスもあるが、便数は少ない(若宮バス停で降りて徒歩約10分j)
 ※ You Tubeに「青鳥(おおどり)城ー埼玉県東松山市」を投稿しています。You Tube のページへこちらからジャンプしてご覧ください。

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