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長浜城 静岡県沼津市内浦長浜 訪問日 2016.1.16お知らせ

 〜 築城者 北条氏 築城年 天正7(1579)~天正18年(1590)頃  主な城主 梶原備前守(北条水軍統括者) 廃城年 1590年 遺構 郭、土塁、堀切、竪堀 国の指定史跡 〜
<現地にて沼津市教育委員会が設置した各種説明板より下記抜粋>
・【長浜城のはじまりと終わり】長浜城が城として使われたのは、戦国時代の終わりの天正7年(1579)〜天正18年(1590)頃と考えられています。天正7年の記録では、城の建設に関する内容が書かれており、また、北条水軍の責任者が長浜に配置されています。一方、天正18年の記録からは、最終的にこの地の土豪(有力者)が武将として城に立てこもり、敵に備えたことがわかっています。しかし、豊臣秀吉の攻撃によって、三島市にある山中城が落城するなど、その影響で長浜城も廃城になったと考えられます。
・【長浜城の構造と見どころ】戦国時代の水軍の拠点の多くは、陸地から離れた島に築かれていますが、この長浜城は全国的にも珍しい山城の特徴を持つ水軍の城で、海側と陸側で見所が異なります。海側には、最も高いところにある第一曲輪を中心に、海と山に向かって曲輪がL字のように配置されているなど、北条氏の城の特徴を見ることが出来ます。一方、陸側には、敵の侵入に備えて、山城の特徴である多数の土塁や、空堀、尾根を切断するようにつくられた堀切も見ることができます。
JR東海道線 沼津駅…ここから東海バスで約40分、「長浜城跡」で下車すぐ  バス停の所が、「重須(おもす)側ガイダンス広場と称される(右の写真参照)各種案内・説明板の設置されているところ… 
 ガイダンス広場に設置の「駿河湾海戦」についての説明板… 城跡への登り口…木組みの遊歩道が整備されていて歩きやすい
    
 「安宅船」の推定復元の絵…
 
 ガイダンス広場の説明板より、地図部分抜粋…「田曲輪」のところにガイダンス広場・バス停が  
      
 遊歩道を歩いて、下の縄張り図の「第一曲輪」の土塁の下を歩いて…  ガイダンス広場にあった「安宅船原寸大模型」の説明が…
     
 ガイダンス広場の安宅船の、原寸大模型を遊歩道から見下ろす…  遊歩道の途中に北条の幟が…奥に竪堀の説明板が見える(下の写真)
         
 竪堀の説明板…下の「遺構配置図」の堀切Iのところ
 
 竪堀を見上げたところ…かなり風化(?)している  遺構配置図…
     
 内浦湾を木々の間から見下ろす…
 
 第一曲輪から内浦湾を見下ろす…中央に見えるのは「淡島」でその左側に富士山が見える(筈、だがここでは見えなかった)。三枚橋城もその方向に!  第一曲輪・第二曲輪への虎口か…
     
 木組みの通路を通り、櫓的なところへ…突き当りの右が第一曲輪
 
 第一曲輪:土塁と塀…右の写真は、北東方向に内浦湾を臨む。説明によれば、敵方の三枚橋城がよく見えて、三枚橋城の監視や水軍の指揮がここで行われていたのではとのこと(左の写真の説明参照) 
     
 第一曲輪の南側の土塁…かなり低い
 
 長浜城から見える駿河国の説明…武田の水軍との戦いについても説明がある 第二曲輪:櫓 半地下式の構造を持つ4.6mx4.3mの掘立柱建物跡が発見され、忠実に復元された由(右の写真参照)
     
 第二曲輪で発見された堀跡。最初に見た竪堀の延長と言うより、第二曲輪で完結する池状構造。…竪堀との接続部に「畝」が確認できる(右の写真参照) 第二曲輪より、富士山の山頂部が見えた…
     
 第二曲輪の柱列と南西側の土塁の残存… 掘立式建物跡の復元柱跡…兵舎や食糧庫などの建物だったか?下の説明より抜粋。非常に狭い建物が想像される
     
第二曲輪と第三曲輪の間の堀切部…
 
 第三曲輪へ上がる階段…虎口部分か 第三曲輪にあった弁天社… 第三曲輪より虎口・跳ね橋方向へ…
     
 第三曲輪入口にあった説明板…虎口方向へ行き、第四曲輪を目指す  第三曲輪についての説明板…
     
跳ね橋と虎口方向へ行く途中にあった説明板…
 
 第四曲輪の説明板… 第三曲輪から堀切とその向こう側の第四曲輪、その先の内浦湾を見下ろす…
     
 第四曲輪の東の端から湾を見下ろす…
 
 第四曲輪から東側の海側・駐車場方面へ降りる階段…そこを降りていくと、海に面して「長浜城跡」の石碑があった
     
こちらの入り口付近もガイダンス広場的になっており、長浜城の鳥瞰図模型と「沼津沖舟軍の図」(右下の写真)など展示されていた… 
     
沼津沖舟戦の図
(ぬまずおきふないくさのず)…
 
 
ガイダンス広場に展示の説明板より…左側から:空中撮影写真、長浜城跡の位置、そして長浜城周辺の地形
     
 再び、最初の第一曲輪方向に戻り、腰曲輪群(遺構配置図の曲輪A〜曲輪D)方向へ…  腰曲輪Bから第一曲輪を見上げる…
     
 腰曲輪Bから内浦湾を見下ろす… 
     
腰曲輪Dから更に海辺の方へ降りる…
 
 海辺に着いて左側、城跡方向を見る…  海辺から、淡島〜沼津市街方向を見る… 
     
 最初のガイダンス広場に戻った…
 
 ガイダンス広場にあった説明板…発掘調査で見つかった「堤防と考えられる石積み」 バスで沼津駅へ…1時間に2本程度の便数だがバス便があるのは有り難い
     
アクセス:JR沼津駅より東海バス三津方面(8番乗り場)で約30-40分「長浜城跡」下車すぐ……
 ※ You Tubeに「長浜城ー静岡県沼津市 〜武田水軍との「駿河湾海戦」の舞台〜」を投稿しています。You Tube のページへこちらからジャンプしてご覧ください…!

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