よしおば30

Welcome to New Yoshioba30's Homepage

全国城めぐりネット

 地域・都道府県別年代別日本百名城国宝・世界遺産現存天守12名城

小牧山城 愛知県小牧市堀の内 2015.6.22 訪問お知らせ


~ 築城主:織田信長 築城年:永禄6年(1653) 主な城主:織田氏、徳川氏 廃城年:1567 主な遺構:郭、土塁、堀、井戸 ~
 
市街地の西に位置し、標高85.9m、総面積21haの小牧山は、尾張平野の中に孤高する眺望の地である。永禄6年(1563)、小牧山に初めて城を築いた織田信長は、清須から居城を移し、南麓に計画的な城下町を形成した。しかし、永禄10年に美濃の斉藤氏を攻略した信長は、稲葉山城(岐阜城)へ移ったため、小牧山城は在城わずか4年で廃城となった。その後、本能寺の変で没した信長の後継者争いに起因する小牧・長久手の合戦では、羽柴秀吉軍に対する小田信雄・徳川家康連合軍の主陣地が置かれ、信長の城跡に大規模な改修を加え、陣城とした。
江戸時代には、尾張徳川家の管理下で一般の入山禁止など保護がなされたため、遺構の保存状態は良好で、昭和2年には国の史跡に指定された。東麓にあった小牧中学校の移転に伴い、平成10年から発掘調査が始められ、織田信長の城であった当時は、堀で区画された武家屋敷が立ち並んでいたこと、小牧・長久手の合戦時には、これらの屋敷跡を一部踏襲して堀や二重の土塁で囲まれた帯郭を築造したほか、深い堀を配した虎口を設けるなど、厳重な防御がなされていたことが明らかになった。これらの成果をもとに、平成13年から遺構復元等の史跡整備が進められ、平成16年4月から史跡公園として公開されている。(小牧市教育委員会が平成17年3月に現地に設置の案内板「史跡 小牧山」より)
名鉄小牧駅からバスで「小牧市役所前」下車。目の前が小牧山…横断歩道を渡ると入口の碑(石柱)と案内板が
 
公園に入ってすぐ右に、小牧山と城下町の模型が…
 右の地図の右端部分の「虎口」のところ…現在地のすぐ右 城址公園全体の案内図…現在地のところから左回りで搦手経由小牧市歴史館(模擬天守)を目指した
 
小牧山城の縄張り図・全体図…小牧山は標高85.9m、面積約21ヘクタール。山頂からは濃尾平野が一望に!  曲輪402部分(別掲の推定復元図参照)…後方に小牧山
  
入り口から入って北方を見る…
 
 小牧・長久手合戦に際し徳川家康が築いたと言われる』、虎口・土塁の配置図… 
 
曲輪402部分とその右側の土塁…  土塁上から、虎口fを見下ろす…この木橋は見学用の通路 
    
 土塁上に上がった…
 
 曲輪402…右に土塁、左い小牧山。 土塁上を北方向へ歩く…
 土塁から降りて、西方を見る。曲輪402と403の間の堀の痕跡が見える…
 曲輪403bと404の間の堀跡部分が見える…右手が小牧山  曲輪405辺りか…  曲輪405辺りから南方を見る…
   
山北橋口…後方に休憩所が見える 曲輪4051Cの標示石… 曲輪405-2の標示石と道標…
 
曲輪405-1 の東側にある井戸跡  井戸跡の横から北方尾を見る… 曲輪405-1aの標示…
     
 土塁断面見学施設… 
      
  
搦手口辺り…
搦手口から入ったところの標示石… ここから歴史館(模擬天守)方向へ登山開始…道幅も広く歩きやすい 
登山口にあった小牧山ガイド…  こんな道が続く…よく整備されている
      
歴史館方向へ歩く…
 
 歴史館への道…右の階段が近道 途中にあった削平地…詳細不明 檜虎口aの説明板…
 空堀の残存のように見える…  模擬天守に近づくと石垣(裏込め石)が見えてきた…
     
 巨石石垣の露頭の説明板… 「石垣の裏込石」…平成23年度発掘調査で出土したものとのこと。各年度ごとに保管されている。平成26年度分まであった。 
     
 この法面で使用された石が最も大きいとのこと…
 
 平成26年度発掘調査での出土分… 主郭部への入場口が奥に見える…  主郭跡の標示柱…この階段状が歴史館だが、対指針補強工事中でここからは入れず
     
 階段下から歴史館を見上げる…  階段の上から登山道を見下ろす…  巨石石垣の露頭部分辺りから歴史館を見上げる…こちらからは主郭に上がれる
     
 巨石石垣の露頭部分…  耐震補強工事中の歴史館…あまり雰囲気は感じられず
     
歴史館横からの小牧以外眺望
 
 歴史館の周囲を回って撮影…名古屋に住んでいた実業家が自身の財産を投じて建設し、小牧市に寄贈したとか。西本願寺の「飛雲閣」をモデルとしているとか(史料Wikipedia) 
     
 
 主郭エリアを後に大手道方面から降りる… 途中、帯郭・バス駐車場方面への階段があったので、ここから降りる…
     
 階段を降り切ると、帯郭か?ちょっと幅広の堀底(横堀)道的なところに降りた。公園としてきれいに整備されているので、どこまでが遺構か定かではないが…
     
 
 この階段を降りて…  最初に降りたバス停(市役所前)に戻る途中で「大手口」を発見…ここからの登城が正式か 
     
 このバス専用駐車場に来た…冠木門が見える(もちろん近代のもの)
 
交通アクセス:名鉄小牧線小牧駅からバスにて市役所前下車、すぐ…
※「小牧山城 小牧・長久手合戦の舞台」をYouTubeにアップしました。こちらをクリックしてYou Tubeのページへジャンプしてください!

ギャラリー