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年代別日本百名城国宝・世界遺産現存天守12名城

常陸・府中城 茨城県石岡市総社 2015.2.12 訪問

〜 築城者 大掾詮国(だいじょうあきくに)  築城年 正平年間(1346〜1370)主な城主 大掾氏、馬場氏、佐竹義尚、六郷政乗、松平頼隆  廃城年 ? 遺構 陣屋門、土塁  空堀 指定文化財 陣屋門(県指定文化財)、土塁(石岡市指定文化財)〜 
 府中城は、正平年間(1346〜1370)大掾詮国(だいじょうあきくに)により築造されたといわれる。天正18年(1590)12月大掾清幹(だいじょうきよもと)が佐竹義宣(さたけよしのぶ)に攻められて落城した。落城後は、義宣の叔父佐竹義尚が城主となり、慶長7年(1602)佐竹氏の秋田国替後は、六郷政乗(ろくごうまさのり)がこれを領した。その後元禄13年(1700)松平頼隆が封じられ、この地に陣屋を置いた。城の規模は東西約500m、南北約400m、本丸・二の丸・三の丸のほか、箱の内出丸(はこのうちでまる)・磯部出丸・宮部出丸を備え、また、堀・土塁をめぐらした堅固な城郭であった。現在では、土塁や堀の一部が残されており、当時をしのぶことができる。(石岡小学校構内に残る土塁の前にあった石岡市教育委員会・石岡市文化財保護審議会が設置の案内板、「市指定史跡 府中城の土塁」より)
府中城跡・陣屋門近くの上池公園にあった案内図…石岡駅から徒歩15分位  市民会館横の道標…
  
 石岡小学校…以前はこの辺に陣屋門が。
土塁、常陸国府跡の碑などが小学校内にある
 
 府中城の土塁の説明板…この縄張り図を右に拡大
        
 国府跡の石碑の後ろにある土塁…高さ3m位はある。右の写真は土塁上より撮影した。  
     
 
この陣屋門は、江戸時代 府中松平藩の役人が詰めていた陣屋の表門。石岡小学校の校門として利用されていたが、老朽化や東日本大震災の被害を受けたことから、修復されるのを機に元あった場所(市民会館のところ)に戻った。白く見える木材が、生々しい…右の写真は陣屋門についての説明板で小学校内に設置されている。その下の写真は。陣屋門内部から見たもの…
     
 
 陣屋門を横から見た…高麗門形式 常陸国府跡の標示石碑…  
     
 プレハブの作業場的
 
 石岡市民俗資料館… 土塁の傍にあった、「箱式石棺」(右の写真)とその説明板
     
アクセス:JR常磐線 石岡駅から徒歩15分
                                              

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