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地域・都道府県別年代別日本百名城国宝・世界遺産現存天守12名城 
 花崎城 埼玉県加須市花崎   2016.5.2 訪問
 〜 築城者 細萱光仲? 築城年 戦国時代(16世紀初頭?) 主な城主 細萱氏 廃城年 16世紀半ば? 遺構 空堀・土塁 現状 花崎城山公園 史跡指定 加須市指定史跡 〜
 この公園及び線路の北側に広がる一帯は、花崎遺跡といい新編武蔵風土記稿に記載されている花崎城があったところである。昭和55年から昭和56年にかけて発掘調査が行われ、畝掘、馬出、橋脚及び大変珍しい障子掘りなどが出土した。そこからは擂鉢、かわらけ、ほうろく、美濃焼陶器、常滑焼陶器、板碑、石臼、弾丸などが出土した。これらの出土品は16世紀のものである。その他縄文時代の土器や石鏃また平安時代の住居跡、土師器、灰釉陶器及び砥石などが出土した。この地域は縄文時代から人々がいて、平安時代には住居を構え住みつくようになった。また、戦国時代になると居館を構え戦いに備えていたと処であったことが発掘調査により解明された。(花崎城山公園入口にあった加須市教育委員会が設置の案内板、「加須市指定史跡 花崎遺跡」より)
 東武伊勢崎線 「花崎」駅南口(右の写真)から徒歩約10分の、「花崎城山公園」を目指す…駅前の「加須市観光案内」マップ(左の写真)より
   
花崎城山公園入口…右側(北側)に東武伊勢崎線の線路が。
 
公園入口の案内板にあった写真より…線路を挟んで、手前が「花崎城山公園」。向こう側(北側)にも城址公園がある  城山公園の入り口を入ったところ…北西方向を見る(左の写真)。右の写真は稍々北側線路より)のところで遠くに橋が見える。 
 木々の緑の中を北方向に進み、橋上から左側(南側)の水堀を見る(右の写真)…
     
 この橋の下の水堀を土橋から見る…
 
 こちらは、橋上から右側の水堀を見たもの…  左上の端を越えて、まっすぐ進むと更に橋が…前方は西側の住宅地  左の橋の上から、右側の空堀と土塁を見る…湿地状態で堀底には降りられず。
先ほどの橋上から、南方向を見る…こちらも空堀だが降りられず。  北側の線路を東武線が…
  
 次に、城郭域の北側方向へ向かう…この右側が東武線の線路
 
 右側の水堀で見かけたカルガモ? 西側の水堀…公園化されて整備されすぎの感もあるが、それなりに雰囲気はありますね。発掘調査結果では、畝掘り、障子掘りも、馬出も出土したとか。
     
 北西端に行き、西側を見る…ここも空堀が(現状は概してすべて浅い!)
 
 城域の北西端から戻り、最初に入って来た公園の入り口に向かう。途中の土塁と空堀(左の写真)、そして休憩所が見える(右の写真)…公園なのであちこちに休憩所的な施設がある。
     
入口手前の空堀と土塁を見る(ぐるりと回ってきたことになる)…
 
公園の出入口手前の橋、休憩ベンチが見える…  城山公園の入り口(左側)手前の道路から北西方向を見る…線路に分断された花崎遺跡(城跡の他に縄文時代の土器や陶器も発見されている)
     
 線路の反対側の史跡公園を見る…近くに踏切がなくて、反対側の公園には行かず
 
アクセス:東武伊勢崎線「花崎」駅下車、徒歩10分

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